TOEICの受験について

試験中にPART7でやるべきこと

ここでは理想である、解答時間「55分」を残してパート7を解き始めることを前提とします。

Part7は、先に長文(本文)を読んでから選択肢を読む
一般的に英語長文読解問題を解く際に、「長文を読む前に、設問と選択肢を読むべきか?」「長文を読んでから、設問と選択肢を読むべきか?」ということはよく話題になります。意見も分かれます。しかし私はTOEICのPART7では「長文を読んでから、設問と選択肢を読む」ことをお勧めしています

TOEICのPART7長文読解問題は設問の解答根拠が書かれている場所を見つけることに時間がかかることがその理由です。
例えば、英検などに出題される長文読解問題は解答根拠が書かれている個所は容易に見つけることができます。その該当箇所の読解や選択肢の内容が難しいのです。
一方、TOEICのPART7では選択肢の内容はそれほど難解ではありませんが、解答根拠を見つけることが難しく、また、解答根拠が複数個所に分かれて書かれている場合も多いのです。(この場合、バラバラの位置に書かれていることを結びつけて考えることが要求されます)。よって、設問と選択肢を先に読んでおいたとしても、本文を読み終えてからもう一度読み直さなければならなくなる場合が多いのです。

難問はすぐに捨てる 
PART7では、一つの長文につき、2~5問の設問がついています。これらの設問の難易度はそれぞれ大きく異なります。具体的には、10秒程度で解ける中学生レベルの問題から、正しい正解根拠を見つけ出すのに数分かかってしまう超難問まで存在しています。絶対に避けるべきことは、このような難問に時間を奪われてしまうことです。
一題を解けないことは仕方ありませが、その一題に時間を奪われてしまうことは避けるべきです。

捨てる問題の選び方
最後になりましたが、やはり、どうしても時間が足りない状況になります。このような状況では「捨てる問題」を決めなければなりません。その際には、「難易度の高い問題」や「時間のかかる問題」を優先的に捨てるようにします

「難易度の高い問題」の代表格は「この文章で言われていることはどういうことでしょう?」という形式のものです。
本文全体の詳細な理解が必要ですし、選択肢もレベルが高くなる傾向があります。
What is suggested (indicated, mentioned) ~ ?という形で問われることが多い問題です。

「時間がかかってしまう問題」の代表は「この文章で書かれていないことは・・・?」という形式の問題です。いわゆる「not問題」です。

これら2種類の設問を「捨てる問題」とするだけで大きな時間の節約になるはずです。

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運営者:西田 大

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西田 大(にしだ まさる)

TOEIC講師、
英会話スクール講師、
会議通訳者、ガイド通訳者

TOEIC990点、英検1級、全国通訳案内士、IIBC AWARD OF EXCELLENCE、日本英語検定協会賞など。

元公立高校英語教諭。
現在は、企業、大学、英会話スクールなどでTOEICを中心とした講義を行う。
また、通訳としても、国際会議や大臣クラスのアテンド実績多数あり。

著書に『「音読」で攻略TOEICL&Rテストでる文80』、『TOEICテストに必要な文法・単語・熟語が同時に身につく本』、『英語力はメンタルで決まる』など。